この世は生きるに値する!。三谷建築研究所

高松市在住の建築士です。 一級建築士と1級施工管理士でICの免許持ってます。 本業は住宅の設計なんですが、事務所や店舗も書くし、今は現場監督も含めて何でもやっております。

2011年11月

2011_11250016先日、三木町で上棟したおうちの「構造見学会」を12月4日(日曜日)10:00~4:00の予定で開催いたします。
場所は、高松から行くと、香川大学医学部の正門前の道を南へ下ったところにグラウンドがあるのですが、その手前を東へ入る道があり、池を超えてそのまま500メートルくらい行ったところです。


ここは面白くて、飼っているネコちゃんのために「キャット・ラン」というか、脱走せずに外で遊べるスペースとか、リビングの梁の上に上がれるステップとかが付く予定ですよ。

2011_11290013完成を心待ちにしているお施主様の「うに」さん。
向こうは「ごま」さんです。
きょう(29日)の朝、さっそく脱走して新築の床下に入って出てこなかったそう。
まあ、変わったものがあったら確かめずにはいられないのがネコの性ですからねぇ。
はやく出来るといいね。



ネコ好きにはたまりませんね。

2011_11040006ちなみにこれはうちのネコ。
家でゴロゴロしているだけのくせに、いつもおなかをすかせているという不思議なやつ。





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20111124173749981_0001香川こまち別冊「香川の家」が11月25日に出ます。
今回、エヌケー建設「エヌケーホーム」も「高松町の家」を載せていただきました。
取材時は建物のみ完成した状態だったのですが、先日、擁壁、塀などの結構大規模な外構工事もほぼ終わり本当の完成となりました。

長期優良住宅で、とにかく基本中の基本、「丈夫で長持ち、しかも省エネ」な点もしっかり押さえています。
あっと驚くような派手さは無いけど、ぼくの信条である「建築(住宅のインテリア)は8分目くらいまで」というところでもよく出来ている建物です。
(久しぶりにインテリアコーディネーターらしいことを言ってみました。)

その後、お客様の卓越したセンスで、実に居心地のいい感じに仕上がっています。
本屋に並んでいたら、ぜひ一度手にとって、できたら買ってあげてくださいね。

さて、しまなみ海道が出来てもう何年でしょうか。
まだ一度も通ったことがないので、一度行ってみることにしました。
それと「尾道ラーメン」を食べに・・・。
とにかく瀬戸大橋を渡らせようとするNAVI様を説得して、いざしまなみ海道へ。

2011_11240001今治側のPAにて。
けっこう大雨。
意外に尾道は遠く、ここから約60キロ先。
結局高松を八時半に出発して11時半。220キロ。
ぴったり3時間で尾道駅前に到着しました。
運がいいことに、このあたりから雨がやむ。


2011_11240004尾道駅の横の市営駐車場に車を入れ、一から調べるのも面倒なので駅前で観光案内しているおじさんに「ラーメンはどこがおいしいんですか?」と尋ねたら「待ってもいいのなら、ここ。」
と教えてくれた「朱華園」。
駅から東へ歩いて15分くらいです。
すごく並んでいる。


2011_1124000530分くらい並んで出てきた「中華そば」 550円なり。
要は「昔のラーメン」な感じです。
醤油味が、やや濃くて塩辛い。
ぼくが好きな「労働者の食べ物」ですね。
たいへんおいしゅうございました。
もっと近くにあればいいのにね。



2011_11240008そこを出てすぐのロープウェイで登った公園の展望台より。
「よくテレビで見る尾道の風景」
海が川みたい。
対岸が近すぎて小豆島出身者としては見慣れなくて変な感じ。
とにかく「みっちり感」が強い。

公園内には安藤さん設計の美術館もありました。
まあ可もなく不可もなく・・・といった感じでした。

その後、道端のネコをてがったりしながら下に降りてきて、お好み焼きを食べて帰途につきました。

広島風お好み焼きもおいしかったです。七味をかけるのも新鮮!。

尾道では、まだまだNHKの朝ドラ「てっぱん」で引っ張ってますね。

帰りは素直にNAVI様に従い山陽道、瀬戸大橋周りで帰ったのですが、行きより80キロ短く、わずか2時間で高松に着いてしまいました。

NAVIって賢いなあ。

2011_11240022話は変わって、先日アストロプロダクツで買ったばかりのLEDの懐中電灯。
単3が1本。1.5Vでやたらに明るく焦点も変えられて便利だったのですが、夜歩いているうちにあっと言う間にどこかでレンズが脱落して紛失!。
よく見ると留めてあった形跡もないので、押しこんでいただけ?。
まあ、安いから仕方ないか・・・。
でもLED電球丸出しというのも変なのでとりあえず修理することにしました。


2011_11240023適当なレンズもないので尾道の100均で懐中電灯を購入。
そのレンズのみを使用します。





2011_11240024キズが付かないようにマスキングして・・・。






2011_11240025ノコで8角形に落とした後、やすりでひたすらひたすら削ります。
でもなかなか「真円」は難しい。
ぼくが若くて苦もなくこれができたら三鷹光器あたりに就職できるかも・・・。 





2011_11240026こういう感じで何回もすり合わせ。






2011_11240027パッとしない完成。
このレンズがレンズになってなくて、ただの膨らんだプラ板だったので焦点調節機能は回復しなかったけど、夜のウォーキングの際の(航空機で言うところの)アンチコリジョンライトだからこれでいいのだ!。




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2011_11220008これ、ぼくが30数年前、昭和52年頃買ったI.アシモフ先生の「天文学入門」。
夜歩く・・・横溝正史じゃなくて、ただのウォーキングですが、ふと空を見上げたら季節は変わり東の空に爆発寸前と言われるベテルギウスが主星のオリオンが上ってきていました。



というわけで「天文学入門」。(ずっと入門で前に進まない。)

ぼくはこの本が好きなので寝る前に時々引っ張り出しては1ページ、2ページ読んで眠ってしまいます。

大昔の本ですが、特に面白いのは、その時点でアシモフ先生が「小惑星の落下・衝突」をものすごく心配されていることです。

「アルマゲドン」なんか、このずっと後ですからねぇ。

数千トンクラスの小々惑星だと惑星の引力で簡単に軌道が変わってしまうのがやっかいなんだな。

先日も地球と月の間を横切ったのがいたらしいですね。

あの「イトカワ」あたりだと何億トンもあるでしょうから、あんなのがもしぶつかったら人類は終わりです。

映画みたいに核爆弾で軌道を変えられるもんなのかなあ。

そういう事態にならないように心から祈っております。

まっ、ぼくも含めてみんなの願いでもありますよね。


と同時に先に書いた「ベテルギウスの超新星爆発」は生きてるうちに是非見てみたいですね。

これも全世界の天文学者、物理学者・・・特にニュートリノの研究をしている人なんかは固唾をのんで待っているそうです。

変光星なんですが「なんで明るさが変わるんだろう?。」といろいろな人が研究して、最近「ダルマ」みたいなむちゃくちゃ不安定な形を想定するとすべてのつじつまがあったそうな・・・。

恒星としてはわりと近いので爆発すると地球に多少影響あるかも・・・みたいな話もありますけど、どうなんでしょうね?。

近いと言っても宇宙はとてつもなく広いですから。


柿おまけ
冷蔵庫を開けたらこんなのがあった。
うちの娘(バカ)の仕業です。



関係ないけど今日11月22日は「いい夫婦の日」ですね。
時々「11-22」のナンバーの車がいるけど、ぼくはそれを「ワンワンニャーニャー」と読んで「よっぽどネコやイヌが好きなんや・・・。」と思っていたらある日「あれは「いい夫婦」と読むんやで。」と教えてもらいました。
・・・なるほど・・・それこそよほど奥さんが怖いんでしょうね。





 


宮本邸チラシ
先日も告知しましたが、今度の19日()20日()に木太町にて「耐震改修説明会」を開催いたします。
昭和56年以前に建てた住宅は一部を除いてまず耐震性は無いと言ってもいいでしょう。(その時の工務店と大工さんによるので・・・。)





かといって、すぐ壊れるとも言えないのでとりあえず「耐震診断」をやってみるのはいかがでしょうか?。

客観的数字に表れるので判断の目安になりますよ。

耐震改修のついでに外部、内部のリフォームをすれば予算もより有効に使えます。

さて、会場ですが、街中で駐車場がないので、近くのリクシル(旧INAX)に駐車場を確保しています。

案内を一人置いているので遠慮なくお申し出ください。

そこから歩いて5分もかからない所です。



2011_11160015という訳で先日完成した現場の外構工事として「塀」を作り始めました。
アルミとかだと味気ないので、木造です。





組み立てた後だと極めて塗りにくくなるので、弊社倉庫にて杉板・ヒノキの柱に防腐防虫剤のキシラデコールを塗っています。

2011_11160016←これね。
けっこう高価。






2011_11170002ついでに「このくらいならぼくが作りますよ・・・。」と請け負ったテラスの踏み台も塗ってもらいました。
2mの杉の足場板と、脚のブロック3個。




で今、9割方乾いていて、「もうちょっと!」の段階ですが、明日は天気が悪そうなので急遽今日設置することにしました。

塗料が「まだかすかに手に付く」くらい微妙に湿っているのでトラックで運ぶつもりが、倉庫に着いたら誰かが乗っていっていて「あーっトラックが無い~!。」

仕方ないので愛車のプリウス君に積むことにしました。

ちょっとでもシートとかに触れると「茶色に染まってしまいたぶん2度ととれない!。」という危険な積み荷です。

ごみ箱を漁ってビニールシートを見つけ出し、グルグルに巻いてと・・・。

ついでに土を均すトンボも。

シートを倒すと、これだけの荷物も楽々積めます。なかなか使える車でしょ?。

2011_11170003日も暮れてきたので現地で組み立てます。
と言っても、寸法カットしているのでビスで留めるだけ。






2011_11170004土を均して置くだけですけど、けっこういい感じになりました。
まあ、いまは結構茶色茶色してますが、適当に雨に洗われたらもっと味が出てきますね。





2011_11170001おまけ・・・。
福野礼一郎「いよいよ自動車ロン」
先日、何気なく買ってきたらすでに家に一冊あった。
去年の年末か、今年の春に買ったような気がする。



「後で読もう」と本棚につっ込んだまま忘れていたのでした。

でも・・・まっいいか!。

福野さんにもほんの少しだけど印税もはいるわけだし・・・ね。

内容は例によって非常にマニアな車のお話です。

特に塗装とマフラーのくだりはいいですね。

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2011_06040039見た目はごく普通の家ですが・・・・。






2011_08290036以前少し書きましたが「耐震診断」の段階で詳細に調査した結果、耐震改修をするにしても「部分、部分の改修では無理。」との結論に至り、劣化の激しい部分を撤去することを目的に、とりあえず丸裸にしました。






2011_08290031元々基礎が低いところへ区画整理で相対的に地面が上がり、なりゆきで床下換気口が地面より下がり雨水入り放題。
土台は「アピトン」という昔トラックの荷台なんかに使っていたけっこう耐久性のある材ですが、9割方腐っていました。






2011_08290032当然柱も腐り全く役に立っていませんでした。
不思議なもので、柱がこんな感じでも壁とかで突っ張っていて「とりあえずは倒れない。」







2011_09140003比較的床下は乾いていたものの、地面から床まで20㎝もないので、整地してコンクリートを打設します。
既存の基礎も極めて頼りないので、側面からアンカーを取り、がっちり補強しました。




この後、使えない土台、柱を入れ替えていったら、結局ほぼ全部を入れ替えることになってしまいました。
・・・よっ予算が・・・・。

2011_10060005腐ってボロボロの柱を新品に取り替えてしっかりした外周部全面に「構造用合板」を張り、耐震性を大幅に向上させます。





以前とは比較にならないくらい丈夫になり、外と中の区切りがトタン板一枚で「中も外もほぼ同じ環境」だったのが、一気に「高気密、高断熱状態」に大幅にランクアップ!。
「今年の冬は暖かいかも~。」とお客さまも期待しておられます。

2011_10280005「確実に雨が漏る」形状の屋根も全面改装。
そんなこんなで、「新築以上の」手間と時間をかけた「耐震改修工事」が進んでいます。




以前は南に窓がなく、真っ暗だったのですが、減築で無駄な部分を取り去り、中も明るくなりました。

今度の11月19日と20日の土日、木太町の現地にて「耐震改修の説明会」をいたします。

(INAXのショールームの近くです。)

とにかく、補助金の申請だけでもやたらに細かく 法解釈等はプロでも困難を極める難しい高松ですが、今後の安心と更なる快適性のアップのためにいかがでしょうか?。

ぼくも行きますので何んでも聞いてくださいね。


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きのうは、久しぶりに「丸一日休み」の日曜日でした。

うれしい!。

「さあ、何をしようか・・・」と目が覚めたら9時過ぎ。

いろいろ心配ごとがあるわりにはよく眠れる。

天気もイマイチで遠くへは行く気になれず、かと言って家でゴロゴロしているとかえって疲れるので、昼から「お寺巡り」という若干「じじくさい」ことをすることにしました。

以前、これにも書いたのですが、高田 郁さんの「銀二貫」の中に商売人の心得として「始末、才覚、神信心」というのがあり、それを読んで以来すごく気に入っているからです。

・・・この年になって思うのは、いくら努力しようがいろいろしようがどうしようもないこともあるわけですねぇ。

ただ、まじめに愚直にやっていればなんとなく神様とか仏様がちょっと助けてくれる時もあるような気がします。

ぼくの「すごく運がいい。」というある種の才能のもそのあたりにあるような・・・。

まっ、そんな感じで小雨の中、東へ向いて出発!。


2011_11060022まず東かがわ市?の「與田寺」。
写真には写さなかったけどけっこう人がいてびっくり。





2011_11060023線香をあげて「なんとなく痛風復活?」的な体に煙をはたき込みます。

生まれて初めて300円出して護摩木?に「開運、商売繁盛」と書いてきました。

あれをやっていると御利益がありそうな気がだんだんしてきますね。



2011_11060024次に初詣の定番コース。
わりと近くの「田の口薬師」へ。

ここは誰もいませんでした。



お坊さんのみがおられて、ろうそくとか線香をわざわざあげてくれることにいたく感謝しつつ、ここでもやっぱり「商売繁盛」と共に、いま工事中とか、これから着工する建物が無事完成しますように・・・と、結局仕事がらみのお参りをしてしまうのでした。

2011_11060026外にはコスモスも咲いていました。
コスモスが「秋の花」と知ったのはつい10年前くらい。
白菜とキャベツの区別がつくようになったのは高校を卒業するころ。
ハイビスカスだと思っていたのはキョウチクトウ。



結構博識と言われる私ですが植物、特に花は鬼門ですなあ。






2011_11040049文化の日のきのうは三木町で地鎮祭をやっておりました。






いつもここから「建築」という作業に入っていくわけで、51才になった今でも緊張します。

現地は三木町の香川大学医学部のちょっと東の丘陵地帯です。

木造2階建て、40坪、これも長期優良住宅認定建物です。

ネコのための「キャットウォーク」、ネコのための「キャットラン」付きで、ネコ好きにはたまらない建物です。

しかもロケーション抜群なので、完成したらすっごくいい感じになると思いますね。

2月頃完成予定ですので、また見学会を開催します。

御期待ください。

2011_11040055帰ってからは以前買ったままの佐伯泰英さんの「橋の上」を読みさらに「居眠り磐音江戸双紙」シリーズの「紅花の邨」「石榴の蠅」と、深夜まで「磐音漬け」の一日でした。





「橋の上」は、坂崎磐音が初めて江戸に上り佐々木玲圓の道場に入るまでの物語で、これはこれですごく良かったのですが、その後に納められた佐伯泰英さんと、先に亡くなってしまった児玉清さんとの交流の話は泣けました。

ほんの数ページなのですが、その部分を読むだけでもこの本を買う価値は十分にあります。

これはお勧めです。

著者の佐伯泰英さんも、がんになったりで「生きているうちに磐音シリーズが完結しないかも・・・。」などとやや弱気なことをおっしゃっておられますが、熱烈な一ファンとしては、先生にここは是非がんばって長生きしていただいて、とりあえず50巻くらいで完結、またはそれ以上を目指して欲しいと切に切に願っております。



2011_10310043きのうは社内で「お客様満足向上」のための研修会を開催しました。
主なテーマは現場美化です。
講師の先生を呼び、現場での服装、マナーから始まって、現場の養生の仕方までこと細かく議論、検討しました。



「美しい現場から美しい仕事が生まれる。」

当たり前のことですが、再度全員で確認しました。

こういう地道な努力こそ大切なのです。

たまたま本日よりエヌケー建設は第42期にはいりました。

これまで以上にお客様に喜ばれる仕事をしていきたいと思っています。

よろしくお願い申しあげます。

・・・ところで・・・

さっきネットの掲示版をつらつら見てたら

「AB型の人間は変なヤツばっかり!」

とかで、人と笑うポイントが違うとか、空気を読めないとか好き勝手なことを書かれていたけど、この21世紀の世の中にあって、いまだに「血液型」なんかを信じている人がいるというのが信じられない。

とっくの昔に「血液型」と「性格」は全く関係ないと科学的な裏付けがされているのを知らないのかなあ・・・。

というわけで、ぼくも含めて「みんな普通にいい人」のAB型を「へんなヤツ」と決めつけるのはやめましょうね!。

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