この世は生きるに値する!。三谷建築研究所

高松市在住の建築士です。 一級建築士と1級施工管理士でICの免許持ってます。 本業は住宅の設計なんですが、事務所や店舗も書くし、今は現場監督も含めて何でもやっております。

1月はいぬ、2月は逃げるで早3月。

二カ月前の今日は「お正月」だったのが信じられないですねえ。

さて、弊社の会社ネコ「トラ吉」もめでたく生後5か月となりました。

去年の10月27日に保護した際、動物病院の先生が「設定」した誕生日が10月1日生まれ、ということにしているためです。

体重も470グラムから3キロを超え、眼も青から金色になって実に「ネコらしく」なりました。

IMG_0541窓の上の方を見つめて「アウ、アウ」と鳴いているので「何しよん?」ときいてみたら・・・・。






IMG_0544小バエというか小蜂というか、そういうのを見つけたもよう。

飼い猫になってもネコの本能は隠せない。

チャイチャイした後、結局捕まえて食べてしまいました。



IMG_0545いろいろやり尽くして休憩。







20240301_132759当然、仕事の邪魔も仕事です。





と、なんやかんやで悪いことしかしないけど、これが可愛いんだなあ。




珍しく「住宅」の話。

今日、アイクコーポレーションの「香川の家」を手に入れました。

20240301155422502_0001昔はよく載せていたよなぁ・・・とか思う訳。

中を見てみると今は平屋が流行りみたいで、お金があったら「薪ストーブ」といったところでしょうか。

天井に板を貼るのとモールテックスというモルタルのいいヤツも流行りみたいですね。

そして、どこも垢抜けていてそこそこ見れるようになってきました。



逆に言えば「どこも同じ」というか、住宅業界って不思議なことにみんなだいたい同時期に同じことするんですよね。

なのでページをパッと開いて「これはこの会社だ。」というのが昔に比べて少なくなった気がします。

「建築」として飛び抜けて素晴らしいというもの無いかなあ。(そういうのは表に出ない。)

まあメーカーの製品もかっこいいけどいろいろ出尽くした感はありますね。

さて「家の建て方」ですが、この歳になって思うのは「家」を建てるのなら35歳くらいまでかなあと思います。

もちろん収入が多ければ特に問題ないけど普通のサラリーマンで住宅ローンを借りて建てるとなると出来れば60歳までには支払いを終わらせたい。

ちょうど50歳過ぎあたりから前後して子供が大学に行くお年頃になるので、すぐ200万、300万円と必要になってきます。

その時に定年ギリギリだと、今度は本人の「老後問題」が迫ってくるわけで「2000万円くらいは置いておきたい。」というとなかなか難しい問題となってまいります。

子供が小さいうちに繰り上げ返済とかで、出来るだけローンの支払い期間を短く、総支払を少なくしましょう。

これが僕の考える「家の建て方」です。

まあ高断熱とか耐震はいまやもう「標準」となっているので特にはありません。


20240301155659823_0001ちなみにうちが去年建てた物件はこれに載っています。

かなり高価な雑誌で宮脇本店にも置いて無かったりするので「見る」だけでも高難度ですね。



やっぱり万博は揉めていて、清水建設の会長さんがおっしゃるには例のリングを作ってしまうと重機の搬入が難しくなりいよいよパビリオン建築に支障が出るそうな。

それとエアコンも共通の熱源を使うのを止めて独自に設置するらしいから省エネにもならず、トイレも大金をかけて貧乏くさい変なのをするらしい。

きのうTVでこれを担当する「若手建築家」というのが3人出てたけど全員今から葬式行くん?みたいな「黒一色」の服で個性が無いというかパッとしないというかセンスが無いというか・・・・。

まあ不様に落ちていく「日本の葬式」とも言えるイベントだからそのパッとしななさがふさわしいのかも知れないけど。

ここで一つ疑問。

万博委員って一人1カ月200万円もらっているそうだけど全体を見る人っていないの?。

それと膨張し続ける開催費用だけど、最終「支払い」は大丈夫なんでしょうか。

支払い保証はあるんだろうか。

万博協会が支払うのか、大阪市なのか国なのか・・・。

そのへんすごくあいまいなので建設会社は怖くて手を出せないですよねえ。

もっとも大半は設計そのものが出来て無いみたいで当然見積もりも出来ないし数カ月かかる確認申請も出来ないみたいだから、これはもう無理ちゃうかな。


IMG_0496中抜き、中抜きと言われるけどチケットを買わされる「始末・才覚」が信条の関西の企業はそんなのは許さない気がする。





ただ、延期するとなると東京オリンピックと同じで上の方の人たちに経費・報酬は支払い続けられる訳でこれはこれで良くないわね。

昨日の日曜日は雨も降っていてかつ寒かったので高松市美術館でやっている「川瀬巴水展」へ行ってきました。

IMG_0497以前から「日曜美術館」とか「美の巨人たち」で見ていたので「一度本物を見てみたい。」と思っていたので。


美術館に着いたのが10時半だったので空いているのかと思ったら下の駐車場はほぼ満車でした。

中に入ってびっくり。

めちゃくちゃ点数が多い。

なんと180枚!です。

20240225_120842旅が大好きだったそうでほぼ全国の四季折々の風景を描いています。

それも「雪景色」「夜」「雨」とかあまり人が書かないような渋い風景が多い。


まあ全国有名どころの「観光案内」みたいな絵なんですがこれが「版画」なのが凄い。

描いた本人も偉いけど「髪の毛」くらいの線を彫った職人も偉いし「夜の闇」「夏の突き抜けた青空」を刷った職人も偉い。

チームプレイの芸術ですね。


実物を見るとだいたい260mm×350mmくらいとA4判よりちょっと大きいくらいなんだけど「すごく奥行き感」があって実に美しい。

これがショップで売っている図録を見るとすごく薄っぺらな印刷になっていてガッカリです。

現在のオフセット印刷の敗北といったところでしようか。

それと「建物」の表現が極めて正確。

「画家」の描く建物はけっこういい加減でつじつまの合わないのが多いけど、この人が描く建物はすごくいい感じ。

20240225_120925これなんか建物の質感と人物とのスケール感がバッチリ合っていて素晴らしいですね。



という訳で行ってみてとても良かったです。













昨日は天皇誕生日の祝日でお休み。

だけど雨と寒さでどこかへ行く気にもなれずうちにいました。

そこで雨の日なので久しぶりに山下久美子さんの「雨の日は家にいて」を聴こうと「レコード」を探してみたよ。

IMG_0478おお、5枚もあった。

布袋さんと結婚される前の極初期盤ですね。




けど肝心の「雨の日は家(うち)にいて」が無い。

けど久しぶりなので1枚ずつ聴いていったのですが中でも「Sophia」は名盤やねえ。

ご本人作詞・作曲の「恋する乙女」はかなりいい。

「こっちをお向きよソフィア」のいきなりのギターサウンドがかっこいい!。

もう40年くらい前になるんだけど曲を書いているのが主に康珍化さん、銀色夏生さん、大沢誉志幸さん、亀井登志夫さんの組み合わせが多くて今聴いてもすごくカッコイイ!ですね。


IMG_0470その他、初期の聖子ちやんも大量に出てきました。

この1/3くらいはCDで買いなおしているかな。





IMG_0480タモリさん、若い。








IMG_0467大瀧詠一さん、ナイアガラシリーズ。

ハッピーエンドもあるし、よくこんなもの買ってたなあと思います。





IMG_0483その他、いろいろあるんですが、さて再び聴くことがあるんだろうか。

プレーヤーの寿命も近い気がする。




だけど最近「USB」に直に録音できるプレーヤーがあるらしいので、それでデジタル化するのもいいかも・・・とも思いますね。

車で聴けるので。

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